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河川点検士の申込方法【2026年度】4月申込・7月CBT・費用20,900円の全手順

公開:2026-06-21/最終更新:2026-07-278つの見出しで解説

河川点検士の申込みは年1回、4月だけです。2026年度は4月1日(水)10:00から4月30日(木)16:30まで受け付けられ、費用は受験料8,800円+講習受講料12,100円=合計20,900円(消費税込み)でした。この記事では、実施団体である一般財団法人 河川技術者教育振興機構(REE)が公表した2026年度の「受験の手引き」「受講の手引き」にもとづいて、申込みからCBT試験・合格発表・資格登録までの手順を、実際の日付と金額で追いかけます。なお、河川点検士についてよく見かける「実務経験に応じた受験区分がある」という説明は誤りです。必要なのは実務経験と講習の受講修了の2点だけで、区分という制度は存在しません。2027年度の日程は本記事の更新時点では未発表のため、出願前には必ずREE公式で最新の実施要項をご確認ください。

2026年度の日程と費用——申込みは4月の1か月だけ

まず全体像をつかみましょう。以下は、REEが公表した2026年度の実施日程です(出典:試験実施日程(河川技術者教育振興機構))。

申込期間:2026年4月1日(水)10:00 〜 4月30日(木)16:30

河川維持管理技術講習(集合):5月14日(木)10:00〜16:00・東京会場のみ

河川維持管理技術講習(WEB):6月1日(月)〜6月30日(火)

CBT試験:7月1日(水)〜7月31日(金)のうち、自分で予約した1日

合格発表:9月30日(水)10:00

資格登録申請期間:2026年9月30日〜2029年9月29日

費用は、CBT試験の受験料8,800円と河川維持管理技術講習の受講料12,100円を合わせて合計20,900円(いずれも消費税込み)です。受講料にはテキスト代が含まれます。河川点検士は講習の受講が必須なので、この2つはセットで支払うことになります。

この日程を見て気づいてほしいのが、申込みの窓口は4月の1か月間しか開いていないということです。試験そのものは7月の1か月間から好きな日を選べるため一見すると自由度が高いのですが、その前提となる申込みを4月中に済ませていなければ、7月の試験は受けられません。4月末を過ぎたら、次の機会は翌年度の4月まで待つことになります。

そしてもう一点。申込みから合格発表まで約半年かかります。4月に申し込んで、5〜6月に講習、7月に試験、9月末に発表という長丁場です。会社の資格取得支援制度を使う場合や、年度の業務計画に組み込む場合は、この半年間のスケジュール感を先に共有しておくとスムーズです。

なお、2027年度の日程は本記事の更新時点(2026年7月)ではまだ公表されていません。公表され次第REE公式の試験実施日程ページに掲載されるので、受験を考えている方はそちらを直接ご確認ください。

受験資格は2つだけ——「区分」という制度はありません

河川点検士の受験資格について、「実務経験や保有資格に応じた区分があり、どの区分に当たるかで要件が変わる」と説明されることがあります。しかしこれは事実ではありません。2026年度の受験の手引きが定める河川点検士の受験資格は、次の2つだけです。

①河川に関する1年以上の実務の経験を有すること

②当該年度(2026年度)に実施する河川維持管理技術講習を受講修了していること

区分を選ぶ画面も、区分によって書類が変わる仕組みもありません。区分制度があるかのような情報を見かけても、惑わされないでください。

①の「河川に関する実務」とは、河川法に規定する一級河川・二級河川・準用河川に関する調査、検討、設計、工事または管理の実務を指します。ここで見落とされがちなのが、河川に設けるものであれば、ダムや砂防設備(砂防法第一条に規定する砂防設備)に関するものであっても該当するという点です。「自分はダム関連だから対象外だろう」と早合点して受験を諦めてしまう人がいますが、河川に設けるものであれば認められる可能性があります。

経験年数の数え方にも決まりがあります。実際に現地で確認等を行った日数を足し上げるのではなく、その業務上の立場で実務に従事した期間を月単位で加算します。巡視業務・点検業務・検討業務なら管理技術者や担当技術者として従事した期間、河川管理の現場実務なら在任期間、といった具合です。また、複数の業務に重複期間がある場合、その期間を重複して計上することは認められません。経験年数は資格試験申込みの前月まで含めてよいとされており、4月に申し込む場合は3月までを算入できます。

②については、注意が必要です。「以前に講習を受けたことがある」では要件を満たしません。必ず当該年度に実施される講習の基本プログラムを受講修了している必要があり、受講を修了していない場合はCBT試験を受けても不合格として扱われます。つまり、前年度に不合格だった人が翌年に再挑戦する場合も、講習をもう一度受け直す(=20,900円をもう一度支払う)ことになります。この点は再受験を考えるうえで重要なので、河川点検士に落ちた人への記事でも詳しく整理しています。

もう一つ、意外と知られていない制限があります。河川維持管理技術者資格試験と河川点検士資格試験は、同じ年度に同時受験することができません。上位の資格に挑戦したいからといって両方に申し込むことはできない仕組みです。この2つの資格の関係については河川維持管理技術者とは?で解説しています。

自分の職歴が「河川に関する実務」に当たるかどうかは、個々の業務内容によって判断が分かれる部分です。ここで先に知っておいてほしいのは、この判断について事務局は事前に答えてくれないということです。公式のよくある質問には、「実務経験が認められるかどうか、事前に教えてほしい」という問いに対して「判定基準は資格認定委員会により決定されており、事務局への照会にはお応えしかねます」「こういう経験は認められるのか」という問いに対しても「業務種別及び経歴等について、事務局への個別の照会にはお応えしかねます」と明記されています(出典:よくある質問(河川技術者教育振興機構))。該当するかを判定するのは資格認定委員会であり、その結果が示されるのは申込み後の審査を経てからです。

つまり、実務経験が受験資格に当たるかどうかは、受験の手引きの定義に照らして自分で判断するしかありません。判断の軸は3つです。①河川法に規定する一級河川・二級河川・準用河川に関する調査・検討・設計・工事または管理の実務か(河川に設けるダム・砂防設備に関するものを含む)、②その業務上の立場で従事した期間か、③重複期間を除いて月単位で積み上げて1年以上になるか。この3点を手引きの文言と突き合わせて確認してください。そのうえで、業務経歴証明書の「業務内容」欄に工事名・業務名と実務の概要を具体的に書き、判断材料を審査側に十分渡すことが、実際にできる唯一の備えになります。問い合わせても回答は得られないので、その時間は証明書の記載を充実させることに使うほうが確実です。

もちろん、事務局に何も聞けないという意味ではありません。制度や手続きそのものの疑問(申込期間、必要書類、講習の受講方法、費用など)はREEの「お問い合せフォーム」から、iJukenシステムの操作やCBT試験会場の予約といったシステム面はCBT-Solutionsへ、という切り分けになります。答えてもらえないのは「自分の経験が受験資格に該当するか」という個別の判定だけだと理解しておいてください。

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申込みに必要なもの——業務経歴証明書は勤務先の証明が要る

申込みに必要なものは2つです。ひとつは受験・受講専用サイト「iJukenシステム」(旧REE system)のアカウント。もうひとつが業務経歴証明書(様式イ・河川点検士資格試験用)です。

アカウント作成には、氏名・性別・生年月日・住所・電話番号・メールアドレスなどを登録します。ここで登録した住所は、後述するとおり合格証の送付先にもなるので、正確に入力しておいてください。

そして、申込みの段取りで最も時間がかかるのが業務経歴証明書です。これはiJukenシステムのマイページからダウンロードできる所定様式で、勤務先・役職名・水系/河川名・業務内容・従事期間を記入したうえで、「上記のとおり相違ないことを証明する」という証明欄に、勤務先の証明を受ける必要があります

重要なのは証明者の要件です。公式の様式には「代表者印、会社印、職印の押印は省略可です。ただし、証明者は従来どおり法人の代表者、所属長等に限ります」と明記されています。押印こそ省略できるものの、上司や所属長の決裁を通す必要がある書類だということです。会社の稟議や社内手続きのスピード次第では数日から数週間かかることもあるので、4月に入ってから慌てて着手すると締切に間に合わないおそれがあります。受験を決めたら、年度が替わる前から社内の段取りを始めておくのが安全です。

記入時の注意もあります。受験資格に関係のない業務経歴を書く必要はなく、記載すべきは受験資格を裏づける経歴だけです。「河川名」欄には実務経験の対象となった河川名を、「業務内容」欄には工事名・業務名とその実務の概要を記載します。欄が足りない場合は複数枚に分けてもよいものの、提出時は1つのファイルにまとめる決まりです。

なお、河川維持管理技術者資格試験では顔写真と「実務経験のうち代表的な河川」の登録も求められますが、河川点検士ではこの2つは不要です。必要なのはアカウントと業務経歴証明書だけ、と覚えておけば十分です。

申込みの6ステップと、つまずきやすい支払いの3日ルール

申込みは、CBT-Solutionsが運営する「iJukenシステム」の手順に沿って進みます。河川点検士の場合、流れは次の6ステップです。

①iJukenシステムにログイン → ②業務経歴証明書のアップロード → ③講習の受講方法(集合かWEBか)の選択 → ④受講料・受験料20,900円の支払い → ⑤CBT試験会場の予約 → ⑥申込み完了

ここで押さえておきたいのが、CBT試験会場の予約は支払いが完了してからでないとできないという順序です。「とりあえず良い会場と日程を押さえておこう」ということはできません。人気の会場・日程は埋まっていくので、支払いを後回しにするほど選択肢が狭まります。

支払方法は、クレジットカード決済・コンビニエンスストア決済・Pay-easy(ペイジー)決済の3つから選べます。Pay-easyはゆうちょ銀行ATM・ゆうちょダイレクト、銀行のATMやネットバンキングで支払えます。

そして最大のつまずきポイントがこれです。コンビニエンスストア決済およびPay-easy決済の場合、予約完了後3日以内(休日・祝日を含む)に支払わないと、それまでの手続きが自動的に取り消されます「3日以内」に土日や連休が含まれていても猶予は延びません。金曜の夜に手続きして週末を挟み、月曜に支払おうとしたらすでに取り消されていた、という事故が起こりうる設計です。確実を期すならクレジットカード決済にするか、コンビニ払いを選ぶなら手続きしたその日のうちに支払いを済ませてしまうのが安全です。

締切間際に申し込む場合はさらに注意が必要です。クレジットカードなら申込期間内に決済完了、コンビニ・Pay-easyなら申込期間内に予約を完了させたうえで支払期限までに支払いを済ませる必要があります。4月30日16:30の締切ぎりぎりにコンビニ払いを選ぶのは、かなり危険な賭けになります。

もう一点、返金の扱いも把握しておいてください。申込み・決済後の取り消しはできません。支払った受験料・受講料は返金されず、翌年度以降の試験や講習に充当することもできません。業務の都合で受験できなくなる可能性がある場合でも、いったん支払えば戻ってこないと理解したうえで申し込んでください。

申込み内容の変更は、申込期間内に限りマイページから行えます。ただしCBT試験の日時・会場の変更だけは例外で、こちらは後述のとおり受験日の3日前まで変更できます。

講習は集合かWEBか——集合は定員30名で先着

河川点検士を受験するには、河川維持管理技術講習の基本プログラムを受講修了することが必須です。受講方法は集合講習とWEB講習のどちらかを選びます(出典:REE「受講の手引き」2026年度版)。

集合講習は、2026年5月14日(木)10:00〜16:00(予定)、東京会場のみの開催です。会場は砂防会館別館3階「穂高」(千代田区平河町)で、定員は30名。定員になり次第締め切られるため、集合講習を希望するなら申込みを急ぐ必要があります。ちなみに、集合講習に参加した方はWEB講習も無料で受講できます。当日の理解が浅かった部分を後から動画で復習できるので、東京近郊で日程が合うなら集合講習を選ぶメリットは小さくありません。

WEB講習は2026年6月1日(月)〜6月30日(火)の期間に、オンデマンド配信で受講します。全講習科目を受講したうえでアンケートに回答すると受講修了証を取得できるので、「結果表示」画面から受講修了証を必ずダウンロードしてください。この受講修了証に記載されている受講番号が、後の合格発表で自分の合否を確認するための番号になります。捨てたり紛失したりしないよう保管しておきましょう。

講習は基本プログラムと応用プログラムの2つで構成されています。基本プログラムがREE主催の必修で、河川点検士試験を受験する人はこれを受けなければなりません。一方の応用プログラムは任意で、国土交通省の各地方整備局等の協力によりWEB配信されるものです。全ての地方整備局等の講習を受講でき、複数受講することもできます。申込み時に応用プログラムを受けるかどうかを決めておく必要はありません。

取得できるCPD単位は、2026年度は基本プログラム18単位、応用プログラム6単位です。ただしこれらは資格登録更新時のみ有効とされている点に注意してください。基本プログラムと応用プログラムの受講を修了した方には、それぞれに「CPD受講証明書」が発行されます(複数の応用プログラムを受講してもCPD取得は1回分の付与です)。

なお、試験を受けずに講習だけを受講することもでき、その場合の費用は受講料12,100円のみです。また公式には「開催日時・会場・定員は変更になる場合があります」という但し書きがあるため、直前には必ず最新情報を確認してください。

CBT試験の予約と当日——河川点検士に受験票はありません

河川点検士のCBT試験は、2026年7月1日(水)〜7月31日(金)の期間から、自分で希望する日時と会場を予約して受験します。試験時間は90分です。年に一度、決められた日に全員が一斉に受ける方式ではないので、業務の繁閑に合わせて日程を組めるのが大きな利点です。

会場は、CBT試験の委託先である株式会社シー・ビー・ティ・ソリューションズ(CBT-Solutions)が全国に開設するテストセンターから選びます。申込み開始からCBT試験終了までの間は、テストセンターの空席状況を照会できます。ただし空き状況は随時変わるため、公式も「試験会場は日にちに余裕をもって予約してください」と案内しています。特に都市部の人気会場や、月末の駆け込み需要が集中する時期は埋まりやすいと考えておくべきでしょう。

予約した日時・会場は、受験日の3日前までマイページで変更が可能です。公式は「受験日10日の場合は7日まで」という例を示しています。逆に言えば、2日前や前日になってからの変更はできません。急な出張や現場対応が入りやすい職種の方は、この3日というラインを頭に入れておいてください。

試験の中身は、四肢択一式で出題数50問、100点満点。合格基準は、CBT試験実施後に開かれる資格認定委員会が「100点満点中60点以上」の範囲で合格基準点を決定する、という定め方になっています。90分50問なので、1問あたりに使える時間は約1分48秒です。難易度や合格率の実データは河川点検士の難易度と独学勉強法に、出題される6科目と対策の考え方は河川点検士の過去問にまとめています。

当日の持ち物で、多くの人が誤解しているポイントがあります。河川点検士資格試験には受験票がありません。受験の手引きにも「河川点検士資格試験には受験票がありません。合格発表は受講番号で行います」と明記されています。受験票(受験番号お知らせメール)が送られてくるのは河川維持管理技術者資格試験のほうだけです。「受験票が届かない」と慌てる必要はなく、当日はテストセンターの案内に従って本人確認書類を提示して受験します。CBT方式そのものが初めてという方は、CBT方式の資格試験とは?当日の流れ・持ち物もあわせてご覧ください。

合格発表から資格登録まで——発表は「受講番号」で行われる

2026年度の合格発表は、9月30日(水)10:00です。7月中に受験を終えていても、発表までは2か月ほど待つことになります。

発表の方法にも河川点検士ならではの特徴があります。公式の受験の手引きには「合否の通知は、9月30日(水)10:00に、合格者の講習の受講番号(受講修了証に記載)を当機構ホームページに掲載します」とあります。つまり、受験番号ではなく、講習を受けたときの受講番号で発表されるのです。前述のとおり受験票が存在しないので、自分の番号は講習の受講修了証で確認することになります。受講修了証をどこにしまったか分からない、という状態だと発表当日に自分の合否を確認できません。

また、合格・不合格の郵送による通知はありません。自分でREEのホームページを見に行く必要があります。

合格者には、発表日と同日以降に合格証が送付されます。この送付先はiJukenシステムのマイページに登録した住所(自宅または勤務先)です。ここに落とし穴があり、公式は「登録内容が変更になっている場合は、それぞれの合格発表の2週間前までに変更しておいてください」注意を促しています。試験を受けてから発表までの2か月の間に転居や転勤があった方は、9月中旬までにマイページの住所を直しておく必要があります。

合格したら、次は資格登録の手続きです。2026年度の資格登録申請期間は2026年9月30日から2029年9月29日までとされています。合格しただけでは河川点検士として登録された状態にはならないので、この期間内に登録申請を行ってください。登録手続きの詳細や登録後の更新については、REE公式の「登録の手引き」および「登録更新の手引き」で確認できます。

領収書と社内精算——宛名は勤務先に変更できる

費用を会社に精算してもらう方も多いので、領収書の扱いにも触れておきます。領収書は支払い完了後から発行が可能になり、iJukenシステムにログインして「マイページ」「申込履歴」から出力します。

宛名は初期設定では受験者本人の名前になっていますが、勤務先等に変更できます。会社に提出する必要がある場合は、出力前に宛名を変更しておきましょう。

ひとつ制約があります。河川点検士を受験する場合の領収書は、明細として講習の受講料と資格試験の受験料が記載されるものの、二つに分けて発行することはできません「講習費は研修費、受験料は資格取得支援費」というように社内の勘定科目を分けたい場合でも、領収書は20,900円で1枚のみです。経理と事前に相談しておくと、精算時にもめずに済みます。

最後に、本記事に記載した日程・費用・手続きはすべて2026年度のものです。年度によって変更される可能性があるため、実際に出願する際は必ず河川技術者教育振興機構(REE)公式サイトで当該年度の実施要項をご確認ください。試験制度の全体像は河川点検士の試験ガイドにもまとめています。

受験者によくある声

💬

申込の時期や必要書類を調べるのに最初けっこう手間取りました。スケジュールを早めに押さえておけば、受験料の支払いや準備にも余裕を持てたなと反省してます。

30代・初受験

💬

年度の業務と試験日程が重ならないか心配で、早めに申込の流れを確認しておきました。受験までの段取りが見えると、勉強計画も立てやすくなりますね。

40代・自治体職員

💬

受験資格を満たしているか自信がなくて、申込前に条件をしっかり読み込みました。手続き自体はシンプルで、分かってしまえば構える必要はなかったです。

20代・申込が不安

※実際の受験者によくある悩み・気づきをもとに編集部が再構成した代表的な例です。特定の個人の体験談ではありません。

よくある質問

河川点検士の受験に「区分」はありますか?

ありません。2026年度の受験の手引きが定める河川点検士の受験資格は、「河川に関する1年以上の実務の経験を有すること」と「当該年度に実施する河川維持管理技術講習を受講修了していること」の2点だけで、実務経験や保有資格に応じた区分という制度は存在しません。区分があるという説明を見かけても、公式の受験の手引きで確認してください。

実務経験にダムや砂防の業務は含まれますか?

含まれる場合があります。公式の定義では「河川に関する実務」とは河川法に規定する一級河川・二級河川・準用河川に関する調査、検討、設計、工事または管理の実務を指し、河川に設けるものであれば、ダムまたは砂防設備(砂防法第一条に規定する砂防設備)に関するものであっても該当するとされています。ただし、個々の業務が該当するかどうかを事前に事務局へ確認することはできません(次の質問を参照)。受験の手引きの定義に照らして自分で判断し、業務経歴証明書に工事名・業務名と実務の概要を具体的に書いて審査を受けることになります。

自分の実務経験が受験資格に該当するか、REEに問い合わせて確認できますか?

できません。REE公式の「よくある質問」に、「実務経験が認められるかどうか、事前に教えてほしい」という質問への回答として「判定基準は資格認定委員会により決定されており、事務局への照会にはお応えしかねます」、また具体的な業務を挙げた質問への回答として「業務種別及び経歴等について、事務局への個別の照会にはお応えしかねます」と明記されています。該当するかを判定するのは資格認定委員会で、結果が分かるのは申込み後の審査を経てからです。したがって受験の手引きの定義(対象となる河川・業務の種類、従事した立場、重複を除いた月単位の期間)に照らして自分で判断し、業務経歴証明書の業務内容欄をできるだけ具体的に書くことが実際にできる備えになります。なお、申込期間や必要書類、講習の受講方法といった制度・手続きの疑問はREEのお問い合せフォームから、iJukenシステムの操作やCBT会場の予約はCBT-Solutionsへ問い合わせられます。答えてもらえないのは実務経験の該当判定だけです。

昨年度に不合格でした。講習をもう一度受ける必要がありますか?

はい、必要です。受験資格は「当該年度に実施する河川維持管理技術講習」の受講修了と定められており、公式も「必ず当該年度の受講が必要です」「受講を修了していない場合は、河川点検士資格試験は不合格になります」と明記しています。したがって再受験の際も、講習受講料12,100円を含む合計20,900円(2026年度)を改めて負担することになります。

受験票はいつ届きますか?

河川点検士資格試験に受験票はありません。公式の受験の手引きにも「河川点検士資格試験には受験票がありません。合格発表は受講番号で行います」と記載されています。受験票(受験番号お知らせメール)が送付されるのは河川維持管理技術者資格試験のみです。合否確認に使う受講番号は、講習の受講修了証に記載されているので保管しておいてください。

申込み後にCBT試験の日時や会場を変更できますか?

予約している受験日の3日前まで、iJukenシステムのマイページで変更できます(公式の例示では「受験日10日の場合は7日まで」)。2日前や前日の変更はできません。なお、CBT試験の日時・会場以外の申込み内容の変更は、申込期間内に限り可能です。

支払い後にキャンセルや返金はできますか?

できません。公式は「申し込み・決済後の取り消しはできません。お支払いいただいた受験料・受講料は、返金及び次年度以降の試験や講習等への充当はいたしかねます」としています。また、コンビニエンスストア決済・Pay-easy決済を選んだ場合は、予約完了後3日以内(休日・祝日を含む)に支払わないと手続きが自動的に取り消されるので注意してください。

河川維持管理技術者と同じ年度に両方受験できますか?

できません。公式の申込みフローに「河川維持管理技術者試験と河川点検士試験の同時受験はできませんのでご注意ください」と明記されています。河川維持管理技術者の受験には河川点検士の資格登録(または合格して登録申請の有効期限内であること)が必要なので、まず河川点検士を取得してから次の年度以降に挑戦する流れになります。

領収書の宛名を会社名にできますか?

できます。領収書は支払い完了後にiJukenシステムのマイページの「申込履歴」から出力でき、宛名は初期設定では受験者名ですが勤務先等に変更可能です。ただし河川点検士を受験する場合の領収書は、講習の受講料と資格試験の受験料が明細として記載されるものの、二つに分けて発行することはできません。

2027年度の申込みはいつからですか?

本記事の更新時点(2026年7月)では未発表です。公表され次第、河川技術者教育振興機構(REE)公式サイトの試験実施日程ページに掲載されます。参考までに2026年度は4月1日(水)10:00〜4月30日(木)16:30が申込期間でしたが、年度によって変わる可能性があるため、必ず公式の発表をご確認ください。

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