コンクリート診断士とは?試験概要・合格率・勉強法ガイド

最終更新:2026年6月

コンクリート診断士は、公益社団法人 日本コンクリート工学会(JCI)が認定する資格で、コンクリート構造物の劣化や変状を調査・診断し、適切な対策を提案できる技術者を認定するものです。橋梁・トンネル等の点検・診断業務で活躍が期待される難関資格です。

試験概要

認定団体公益社団法人 日本コンクリート工学会(JCI)
試験形式筆記(四肢択一式+記述式/各問題で基準点超えが必要)
試験時間3時間
受験資格所定の資格保有または学歴+実務経験+診断士講習(eラーニング)の受講
受験料(2026年度)会員15,400円/非会員16,170円(税込)+講習料22,000円(税込)
試験日程(2026年度)講習:春/受験申込:春/試験:7月(年1回)
資格の有効期間登録から4年(4年ごとの更新研修が必要)

※各問題数・配点は非公表です。日程・受験料・要件は年度により変わります。受験前に必ずJCI公式サイトで最新情報をご確認ください。

合格率・難易度(直近の実績)

年度受験者数合格者数合格率
2025年度3,030人537人17.7%
2024年度3,217人536人16.7%
2023年度3,412人535人15.7%
2022年度3,474人557人16.0%
2021年度3,611人576人16.0%
2020年度2,973人484人16.3%
2019年度4,243人663人15.6%

※出典:JCI「コンクリート診断士試験 試験結果の概況」(各年度の全国計・2026年7月27日確認)。直近7年(2019〜2025年度)はいずれも15.6〜17.7%です。択一・記述の両方で基準点を超える必要があり、コンクリート系資格の中でも難関に位置づけられます。

出題分野(6分野)

合格のための勉強法

  1. 劣化機構を体系的に理解する:中性化・塩害・凍害・ASR・化学的侵食など、各劣化のメカニズムと特徴的なひび割れを区別できるようにします。
  2. 調査〜診断〜対策を一連で押さえる:調査手法(非破壊・微破壊)、劣化予測(√t則・拡散)、補修・補強工法を結び付けて学びます。
  3. 択一で土台を固める:本サイトの模擬問題で頻出論点を確実にし、記述対策の基礎知識を整えます。

よくある質問

コンクリート診断士の試験はどんな形式ですか?

公益社団法人 日本コンクリート工学会(JCI)が認定する筆記試験で、四肢択一式問題と記述式問題で構成されます。それぞれで基準点を超えることが合格の要件です(各問題数・配点はJCIから公表されていません)。試験時間は3時間です。

コンクリート診断士の合格率・難易度はどのくらいですか?

JCIの公表値(全国計)では、2025年度が受験3,030人・合格537人(17.7%)、2024年度が受験3,217人・合格536人(16.7%)でした。直近7年(2019〜2025年度)はいずれも15.6〜17.7%に収まっています。受験には実務経験と診断士講習(eラーニング)の受講が必要で、択一・記述の両方で得点する必要があります。2026年度以降の数値はJCI公式の「試験結果の概況」でご確認ください。

受験資格はありますか?

所定の資格保有(区分A)または学歴+実務経験(区分B:大学卒で4年以上など)のいずれかに該当し、かつ当年度または前年度の診断士講習(eラーニング・約9時間)を受講していることが必要です。最新の要件は必ずJCI公式でご確認ください。

過去問はありますか?

JCIは試験問題そのものを公開していません(公式サイトに出るのは択一式問題の正解肢だけで、掲載期間も約1か月です)。当サイトも本物の過去問は掲載していません。掲載しているのは、コンクリート工学・診断技術の標準知識をもとに独自作成した、本番と同じ四肢択一形式の模擬問題(全6分野137問)+解説で、無料で全問使えます。

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